エアコンから水漏れ!原因はなに?

夏になると多いエアコンからの水漏れ。

運転中、急に水が出てくるとびっくりしますよね。今年も7月後半の最も暑い時期になると数件連絡を頂きました。

ドレン排水の配管内やドレンパンにスライムが発生して、水が流れにくくなって、本体側に逆流してるケースがほとんどです。

スライムがなぜ発生するのかを調べてみたところ、空気中(ホコリの中などにある)の菌が配管内に滞留する水の中で育つそう。配管にスライムがひっついて血管の動脈硬化のような状態になり、水が流れにくくなります。

経験上ですが、露出配管より隠ぺい配管で施工してあるエアコンのほうが水漏れの発生確率が高いように感じます。

と言っても隠ぺい配管でも水漏れしないお家もあるし、露出配管でも水漏れするお家もありますので、あくまで私個人の経験からの感想ですが。

実は去年水漏れしたお家が、メーカーのメンテナンスで部品交換をして、次の年(今年)にまた水漏れしました。

案の定原因はスライム。でもそのお家はエアコンフィルターは月一で清掃しており、LDKのエアコンですが料理はほぼしないのです。それなのに「キッチンからの油汚れの可能性もあります」とメーカーさん。

料理してないし去年数万円かけて直したのにまた?空気中の菌ってなに?毎年なるの?とメーカーさんに相談(?)したところ、スライムを工場に送って、成分の調査をしてくれることになりました。

調査には2~3ヶ月期間がかかるそうですが、原因が分かるのなら待ちます。毎年こんなことが起きると困りますので。

こういったメーカーさんとの交渉も、お施主様の味方になって動きます。

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